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有床義歯?口腔リハビリテーション学(含 高度臨床歯科医育成コース)

学科目紹介

歯科補綴学講座は令和6年度に新たに統合新設された新しい講座です。より体系的かつ専門性を深めるため「有床義歯?口腔リハビリテーション学分野」と「冠橋義歯?口腔インプラント学分野」を設け、講座?分野構成の変更をいたしました。
有床義歯?口腔リハビリテーション学は、主に床義歯を用いた形態回復治療の有床義歯補綴学と摂食から嚥下機能までを管理治療する口腔リハビリテーション学を専門的に学究します。

主な研究内容

高齢者にとって歯の喪失による咀嚼困難や摂食嚥下機能の低下は、全身機能の低下に繋がります。誰もが生涯にわたり、食べたい物を口から食べて日常生活を楽しむことを望んでいると思います。当分野では、口腔の形態再建と機能回復の治療学をEBMに基づいて確立する目的で研究を行っています。

  1. 口腔機能障害が高次脳機能に及ぼす影響
  2. 口腔機能と全身疾患との関連についての解明
  3. Alzheimer病予防と口腔機能との関連についての解明
  4. 不顕性誤嚥を検出のための非侵襲的検査法の開発
  5. 嚥下機能と廃用症候群との関連についての解明
  6. 新しい義歯洗浄方法の開発
  7. CAD/CAMデンチャーの製作法の検討

学生へのメッセージ

超高齢社会の現状を鑑み、多様化する高齢者歯科医療に関する教育、根拠に基づく歯科医療の構築が必要です。当分野は人間性豊かな優れた歯科医学者、教育者および高齢者歯科医療に関連する分野における認定医、専門医、指導医を育成することを目指しています。