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情報科学科 [数学分野]

本分野では、教養および各学部専門課程への接続としての情報科学、数学を扱います。具体的な科目としては、1年次に「情報リテラシー」(医?歯)、「情報科学」(看)、「ベーシック数学」、「解析学入門」(全学部)、「基礎数学」(薬)、「数理統計学」(医?歯)、そして2年次に「医学統計学」(医?歯)、「基礎統計学」(薬)などがあります。

講座?教室からひとこと

数学は古今東西、こどもたちにとっての“嫌いな”勉強科目トップ3に居座り続けています。しかし、幸いにも“不必要な”勉強科目トップ3にはどう やら居座ってないようです。“必要であるが好きではない”のならば、好きになってもらうべきだし、私たちはその役目を果たすべきである???と考えます。 医学?歯学?薬学?看護学の専門家を目指す学生にとって「なぜ数学が必要なのか」、「コンピュータの知識?技術はどう役立てるのが正解なのか」を自分の力で考え、 そして理解してもらうことが私たちの目標とするところです。ところで、「何と言われようとやっぱり数学は楽しくないし、自分のこれからの人生にとって不必要だ」と考える人にはこう言いたい。仮に、数学があなたの これからの人生に役立たない学問だとしても、そのことはあなたが数学を勉強しなくてよい理由にはなりません。この時期に辛いことでも我慢してやり通す経験 自体に、あなたにとっての大きな意義があると思うからです。口当たりの良いことだけを受け入れるのんびり生活はこれからずっとずっと先の楽しみに残しておきましょう。

講座?教室の基本理念

1988年、アメリカで商用インターネットが登場して30年が経ちました。インターネットは、新しい機器と共に様々な社会変革を誘導し、社会状況のみならず日常の生活環境にも変化をもたらしています。 さらに、近年、インターネットを基盤としたAI(人工知能)IoT(モノのインターネット)、ビッグデータなどによって、社会構造自体が本格的に再構築化されると予測されています。 そのような状況で、大学の教養教育として、学生たちに目先だけではなく,生涯に渡って活用できるように基礎的な思考、知識や実践力を修得させることが一層重要視されつつあります。 そこで、本講座は、日本学術会議の分野別質保証や文部科学省「大学における医療人の養成(医学?歯学?薬学?看護学等)」などを参考基準として、本学方針に基づき、そのような教養教育そして医療専門に円滑に接続できるような準備教育を実践します。

主な研究内容

  1. 情報科学および数学に関する教育研究
  2. 特異点論の微分幾何学への応用
  3. 二次元検出器他による応力測定理論の開発研究